Northern Lights vol.01

猪熊怜 作品展「pop out」

会期:2025年10月11日(土)、12日(日)、13(月・祝)、18(土)、19(日)、20(月)
時間:11:30〜16:30
入場無料

shimauma sanctuaryでは、東北の若手アーティストを紹介する新シリーズ「Northern Lights」をスタートします。
第1回は、2025年3月に東北芸術工科大学を卒業した金工作家・猪熊怜による「pop out」を展示、販売します。

猪熊は日常の生活道具をクロッキーで描き、その軽やかな線を金属へと立体化する作品を制作しています。紙の上に走る線がそのまま空間に立ち上がったかのような造形は、鑑賞者に温もりと錯視的な驚きを同時に与えます。
「Northern Lights」は、北の地・東北から芽吹く新しい才能を照らし出し、未来へと広げていくシリーズです。ぜひこの機会にご覧ください。

*10月11日(土)、12日(日)は作家在廊しています。
*会期中は「shimauma kitchen」(ヴィーガンカフェ11:30-16:30)を営業しています。併せてご利用ください。

【プロフィール】
猪熊怜 Rei Ikuma(金工作家)
2002年 新潟県三条市生まれ
2025年 東北芸術工科大学芸術学部美術科工芸コース 卒業
現在、「玉川堂」で鍛金の技術を学びながら金工作家としての制作を続けている。
@rei_ikuma

【作者のコメント】
クロッキーで描くことで生まれる独特の線の強弱や動き。それは実物以上の躍動感を与え、物の新しい魅力を引き出すと考えている。本作品では、生活の中にある実用品をクロッキーにおこし、その軽やかな線の特徴をそのまま忠実に立体化させた。金属の素材を用いながらも、クロッキーの線そのものが空間の中に浮かび上がるような軽やかさを表現している。実用品が新たな価値を纏い、視覚的な楽しさとともに、日常に隠された美しさを再発見していただける作品です。

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